効率よく痩せるには・・・

 

痩せるための基本は、1日の総消費エネルギーが総摂取エネルギーを上回る赤字収支の生活習慣を作ることです。

ですが、正しいダイエット知識の無い人は、痩せるためには食事制限して摂取エネルギーを減らさなければならないと思い込んでおり、食事制限だけで赤字収支の生活習慣を作ろうとします。

確かに、食べ過ぎの食スタイルが原因で太ってしまった人は、まず最初に適正量の食事に戻すために、食事制限が必要になりますが、基本的には、運動などで消費エネルギーを高めることが必要です。

しかし、運動と一口にいっても、いろいろな種類があります。

その中で、ダイエットの王道とまでいわれて、人気があり多くのダイエッターが実践している運動が、ウォーキングやジョギング、サイクリング、スイミング、エアロビックスなどの有酸素運動です。

これらの運動は、実際に体脂肪を燃焼するという効果があり、比較的、楽で気軽に行えるというところが人気の理由だと思いますが、実は、その効果はほんの僅かしかありません。

例えば、汗をたっぷり流して、1時間ほどのジョギングをしたとしても、その効果は、ほんの数グラムの体脂肪燃焼です。

体重50キログラムの一般的な女性なら、50グラム前後といったところでしょうか。

体脂肪1キログラムを燃焼するには、約20時間ほどのジョギングが必要で、時間をかける割には、効率が悪いというわけです。

それでも、僅かながら体脂肪を燃焼するのは事実なので、時間的な余裕がある時は、コツコツと疲れが溜まらないように行うことも大切です。

大事なことは、巷でいわれているような効果を期待し過ぎないということです。

そんな有酸素運動よりも効果的なのは、筋力トレーニングなどの無酸素運動です。

筋力トレーニングと聞くと、重いダンベルやバーベルを持ち上げたりして、とてもハードなイメージを持っている人も多いかと思いますが、それはプロスポーツ選手レベルのことで、ダイエットレベルなら、自宅で気軽に行えて、たった10分程度でも効果の得られるトレーニングはたくさんあり、しかも、毎日、行う必要もありません。

そして、筋力トレーニングの最大のメリットは、筋肉量が増えることで、基礎代謝量が高まるということです。

大澤美樹 ダイエット

基礎代謝量が高まれば、特にこれといった運動をしなくても、1日の総消費エネルギーがアップして痩せやすい体に変ります。

この基礎代謝量を高めることが、最も効率よく、健康的で確実に痩せるダイエット法になります。

 

 

 

痩せるためにはダイエット法の基本を学んでから・・・

 

「○○を食べれば直ぐに痩せられる・・・」「1週間で簡単に○kg痩せられる・・・」などという甘いフレーズを謳って痩せたいと願う人を惹きつけたり、芸能人などの有名人が推薦し、テレビや雑誌などで大々的に宣伝しているダイエットなど、今の世の中には、さまざまなダイエット法が溢れ返っています。

「あっという間に痩せる・・・」などという宣伝文句に惹かれて直ぐに飛びつき実践してみますが、結局は痩せられず、それならと、また、次の魔法のようなダイエットを探すというパターンに陥り、何回もダイエットの失敗を繰り返す人は少なくありません。

そもそも、たった2、3日くらいで数キロも痩せるような魔法のダイエット法など絶対に存在しませんし、今まで何年も好きな物を好きなだけ食べて飲んで、運動もせずに楽して暮らしてきた結果、太ってしまった人が、数日でスレンダーな体型に戻れるほどダイエットは甘くありません。

また、ダイエット法の知識が無いために、大幅に食事量を減らせば痩せられると思い込み、無理な食事制限をしたダイエットを行う人も結構いらっしゃいます。

確かに、大幅に食事量を減らした食生活を続けていれば体重は徐々に減っていきます。

体重計に乗った時の数値が減っていれば、なんとなくダイエットが順調に進んでいるように思えますが、しかし、ある時期から全く体重が落ちなくなってしまいます。

これは、体が少ない摂取量に反応して、飢餓状態モードに切り替わり、エネルギーを体に溜めこもうとし始めるためです。

それでも、減ってきた体重を維持したいと思うなら、一生、無理な食事制限を続けなければなりません。

ですが、そんなことは人間として生命を維持するには絶対に無理なことなので、前の食事に戻した途端に、リバウンドであっという間に元の体重に、あるいは、それ以上に激太りすることになります。

こうしたリバウンドで激太りする原因は、食事制限で筋肉量が減少して基礎代謝量が低下してるために起こる症状です。

実は、無理な食事制限で落ちた体重の中身は、本来、落とすべき体脂肪より筋肉のほうが多く消費されて、その結果、基礎代謝量が低下して太りやすい体になっています。(基礎代謝量は筋肉量と比例関係にありますので筋肉量が減少すれば基礎代謝量も低下してしまいます。)

食欲を我慢して無理な食事制限をした結果、体重も減って順調にダイエットの成果が現れていると思いきや、それは大きな間違いで、基礎代謝量が低下して痩せるには致命的な大問題が発生しています。

ようするに、基礎代謝量が低下したということは、1日あたりの総消費量が減少したことになり、それにもかかわらず、前と同じ食事量を摂れば、当然、過食状態となって太ってしまうわけです。

このように無理な食事制限によるダイエット法を実践してみたり、魔法のようなダイエットを求めたりするのは、ダイエット知識が無いために犯してしまう間違いです。

痩せたいと思い、ダイエットを始めようと考えた時は、まずは、自分自身でダイエットの基本についてしっかりと勉強しましょう。

そうすれば、間違ったダイエット法を実践したり、ウソやまやかしのダイエットに騙されることもなくなります。

ダイエットの本来の目的は、余分な体脂肪を減らして、健康な体を維持することです。

そのためには、運動と栄養バランスの良い食事は、とても重要なことです。

筋力トレーニングで筋肉量をアップして基礎代謝量を高め、さらに、定期的に運動を行えば、消費カロリーが摂取カロリーを上回り、痩せることができます。

しかし、そこで、注意しなければならないのが食事です。

どうしてもダイエット中というと、摂取カロリーを抑えがちになるので、栄養バランスが偏ってしまう恐れがあります。

せっかく、運動を積極的に行っても、栄養バランスが偏った食事では、体脂肪を燃焼するエネルギーも無くなってしまいダイエット効果が得られないことになってしまいます。

どうしても外食中心で栄養バランスの良い食事が摂れないという場合は、サプリメントなどの活用も良いのではないでしょうか。

できれば、肉、魚、貝、豆類、卵、乳製品、油脂、海藻、野菜の9品目をバランスよく摂ることを心がけましょう!

栄養バランスの良い食事はダイエット効果だけでなく、健康的な体作りから、美肌や美髪のための美容にまで影響を与えます。

 

 

いつまでも健康的で若々しくいたい人は筋力トレーニングを!

 

若々しい人と、見た目が老けた印象で年齢を感じる人の外見上の違いといえば、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。

もちろん、髪が薄かったり、白髪が混じっていれば老けた印象を与えますが、全体像を見比べてみると、若々しい人は背筋も伸び、いつも颯爽と歩いているのに対して、年齢を感じている人は、背中が丸まって中年体型になってノロノロと歩き、どうしてもどこか頼りない感じを受ける体型をしています。

このように感じる人は多いのではないでしょうか。

実は、この違いは筋肉にあり、筋肉が老化して減少している状態は体型に現れやすいということが言えます。

背筋をまっすぐ保つためには、背中の筋肉がしっかりとしていないといけませんし、胸を張って歩くためには背中の筋肉と胸の筋肉のバランスが良く、ある程度の筋肉量を維持しなければなりません。

身体を支える骨格筋のバランスが崩れていたり、衰えていると、やはりバランスがおかしかったり、どこか違和感を感じてしまいます。

そもそも体型というのは、「筋肉」「骨格」「脂肪」の3つから構成されています。

若々しい体型は、筋肉と骨格がしっかりとして脂肪が少ない状態ですが、年齢を重ねて老化した中年体型は、筋肉量が減少し、骨格が弱くなり、脂肪が増えている状態です。

このように筋肉と骨格が減少して脂肪が増加していくという現象は、老化に突き進んでいるという状態になります。

逆に年齢を重ねても、いつまでも若々しく見える体型でいたいと願うなら、筋力トレーニングなどで筋肉と骨格を鍛えて、余分な脂肪を落とせばいいわけです。

筋肉量が増えて余分な脂肪がなくなれば、体型がスマートになり、背筋が伸びて躍動感がみなぎって颯爽と歩くようになり、見た目年齢が若くなります。

また、筋肉量が減少している体は、見た目だけでなく血液の循環や代謝機能が低下するので、疲れやすくなったり、冷え性になったりして体調が崩れやすくなり、また、免疫力も衰えるので、風邪を引きやすくなります。

そして、筋肉量と基礎代謝量は比例関係にあるので、筋肉量が減少すると基礎代謝量も低下してしまいます。

基礎代謝量が低下するということは、1日あたりの総消費エネルギーが減少することになり、その結果、太りやすい体に変わってしまいます。

40歳を過ぎた頃から、「若い頃と食事量は変わらないのに、徐々に太ってきた・・・」という体験をしている人は、この基礎代謝量が低下しているからです。

このように筋肉は、肥満体型を防ぎ、健康的な体と若々しさを保つために重要な働きをしています。

エネルギッシュで若々しく、そして、健康な体をいつまでも保ちたいと願う人は、さっそく筋力トレーニングを始めましょう!