運動で危険なメタボ体型を改善しましょう。

 

40歳を過ぎて、お腹回りに脂肪が溜まって肥満体型になってしまった人は、健康診断を受けた時に「メタボ」と診断されるケースがよくあります。

「メタボ」とはメタボリックシンドロームの略で、内臓肥満や腹部肥満などの内臓脂肪型肥満により、中性脂肪、血圧、血糖値のうち、2つ以上の基準値を超える異常を合わせ持った状態をいいます。

また、メタボ体型、または、内臓脂肪型肥満と言われる状態は、お腹の回りを中心に脂肪が溜まり、「ビール腹」「ビヤ樽型」などと呼ばれている肥満体型のことで圧倒的に男性に多く見られ、「リンゴ型肥満」とも言われています。

そして、この肥満体型は、生活習慣病と深い関わりがあり、糖尿病、動脈硬化、脳血管障害、心筋梗塞など、命に関わる重大な病気につながる危険がありますから、早急に改善しなければなりません。

このような危険なメタボ体型を改善するには、もちろん暴飲暴食やドカ食いなどの過食生活を見直さなければなりませんが、適度な運動を定期的に行うという生活習慣を身に付けることが必要です。

そして、お腹回りに溜まった脂肪を減らすには、酸素を体内に取り入れて比較的ゆっくりと行う有酸素運動が最も効果的です。

ちなみに、お腹回りを中心に脂肪が溜まる内臓脂肪型肥満に対して、皮膚の下の皮下組織に脂肪が付く状態を皮下脂肪型肥満と言います。

内臓脂肪型肥満は、とても危険な状態ですが、正しく運動を行えば皮下脂肪型肥満に比べて脂肪燃焼しやすいと言われています。

それでは、脂肪燃焼に効果的とされる有酸素運動にはどのようなものがあるのでしょうか。

最も一般的で代表的なものが、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどで、お金もかからず、どこでも気軽に行えて、比較的緩やかな運動になります。

運動経験がなくて、体力に自信がない人でも、時間的な余裕さえあれば、無理なくウォーキングはできると思います。

逆に、体力に自信がある人は、速いペースでジョギングをしてしまいがちですが、運動が強度になるにつれて脂肪燃焼の効率は悪くなってしまいます。

まずは、あまり欲張らず、無理をせずに、1日10分~20分程度の軽い運動から始めましょう。

徐々に慣れて体力もアップしてきたら、時間を伸ばして、ゆっくりとしたウォーキングから少し速度を上げ、最終的には軽いジョギングができるまでに体力アップすれば、脂肪燃焼効果も高まります。

そして、長期計画で行うことが重要です。

いくら効果が高いと言っても、数ヵ月で何キロも痩せられるほど甘いものではありません。

体重を減らす目安としては、3ヶ月で約2kgくらい落とすパースが無理がなく継続しやすくて、また、リバウンドのリスクも少ないと思います。

お腹がポッコリと出て、健康に不安を感じている人は、さっそく運動を始めてメタボリックシンドロームを改善しましょう。